- 2014年02月12日
- ひとりごと…, ダイバン社長 blog
V6ベースとは思えない見栄え
ちなみにこの車両のカスタムを持込みで依頼すれば100万円前後はかかるだろう。だがこの車両は、これだけのカスタムが施された状態で208万円。個人的にはかなり安いと思う。
ベースのマスタングは2007年型のV6搭載車。実走で6万マイル弱、つまり10万km弱の走行距離だけど、ボディもエンジンもミッションもまだまだしっかりしている。もちろん年式相応のヤレは多少感じるが、走行に支障のある部分にはほとんど感じない。
2007年型の、いわゆる旧型マスタングはV6で200hpのパワーとなるが、旧型はパフォーマンスでは劣っても、アジが濃いのが特徴である。だから グッと踏み込んだ時のエンジンサウンドはなかなかなモノで、V6といえども侮れない濃密なフィールが面白い。恐らく4リッターという大排気量がもたらす (他国のクルマではあり得ない4リッターでV6エンジンという)独特なフィールによるものもあるのだろう。
コンバーチブルだからこその派手さ
装着されるマグナフローのマフラーは、1000回転程度の低回転ではちょっ と籠った感じでイマイチだが、2000回転を越えれば重低音サウンドが響きわたり、アメリカンなクルマに乗っている気分に浸れるのである。
足回りは、適度に落とされた車高と35偏平のタイヤでかなりしっかりしているし、ノーマルと比べるとロールが減っていてコーナーがかなり安定してる。落 とし過ぎていないから、下回りを擦るのを怖がる必要もないし、総じて走りよく見た目よくかなり楽しめるコンバーチブルである。ちなみに、シートはレザーに 張り替えられているから見た目も乗り心地も良好で、コンバーチブルのキャラクターにはバッチリなチョイスであると思う。
ある意味すでに完成している個体と言えるので、この状態のままを気に入ったのなら、購入後はメンテナンスに気をつけるだけでOKだから、かなり安上がり と言えるのではないか? ターコイズメタリックブルーの明るいストライプも西海岸チックでいい感じだし、アメリカンな雰囲気を気軽に楽しむには最高の1台 だと思う。
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